その後の
彼が亡くなって1週間経つと、このブログみたいな文章を知ってる人に読んでもらいたいと思うようになり、
海老蔵さんがたくさんブログを更新しているのを、はあ、なるほど、と思うようになり、
や、ほんとは直後からずっとずっと知ってる誰かに読んでもらいたかった、話をきいてほしかったのだけど、
整理できそうになかったから、1週間がちょうど良い時間だったのかもしれない。わたしにとって。
で、facebookに死因は伏せて、綴ってみた。
死因がいちばんショックだったことなので、そこ伏せたら意味ないかもと思ったけど、書けなかった。
誰にも知られたくない。彼の秘密だ。
自分で死を選んだ彼のことを、それを止められなかったわたしたちのことを、誰にも何も言われたくない、絶対に絶対にわたしたちにしかわからない、から、伝えないと決めた。
あと、かなしすぎることなので他人である誰にも背負わせたくなかった。
心配してくれたり、わたしの言いたいことをしっかりと汲んでくれた人からコメントやいいねをもらって、
心配してくれた人からは、会おう、心配してる、と連絡をもらい、
わたしは心配してほしくて書いたわけじゃなく、今後の人生の中で、普通に生きてたら考えないかもしれないことを考えるきっかけになれればいいなと思っていたのだけど、
ただただ、仲のいい人からしたら、ショックなできごとがあったわたしの身体やこころが心配なのだなあと思った。
俳優をやっている友人から、書いてくれてありがとう、と言ってもらった。
それが、いちばん聞きたかった。